我が家で食べている卵は平飼い卵🥚です。
「コッコロたまご」という北海道の阿寒郡鶴居村にある「卵らんハウス」という施設で育てられた卵をお取り寄せしています。
こちらの卵は、障がいを持った方々が、自立した生活を送るために作られた養鶏場です。
障害児をの抱えるお母様ら4人が、子ども達の将来の就業場として開設したそうです。
私は母のおすすめで、3〜4年前からこちらの卵を我が家は食べています。
解放鶏舎の中で、平飼いされた、「ごとうもみじ」という日本品種の鶏卵です。
飼料は、非遺伝子組み換えのトウモロコシ、地場の魚粉、米ぬか、貝殻などの自宅配合飼料を使用して、ストレス無い環境で安心な卵を生産しています。
割った卵はこちら↓
あっさりしていて癖がなく、安心、美味しい卵です。
ところで、日本の養鶏場の約90%以上が、狭い小さなケージの中で飼育されているのは知っていますか?
窓がない鶏舎で、敷地いっぱいに並べられた小さなケージに何羽も詰め込まれて、動き回ることのできないスペースの中で飼育されています。
作業効率アップ、人件費削減、設備費削減できるので、卵の大量生産、安価での供給が可能です。
しかし、ゲージの中で動き回れない鶏は、病気にかかりやすく、治療には抗生物質が与えられたり、鶏舎には殺虫剤を撒かれているそうです。
小さなケージの中では、鶏が大好きな砂浴びや、地面を掘ったり突いたりも出来ません。
ストレスで羽をむしり合っていたり、鶏本来の姿っはかけ離れた環境で卵を産み続けさせられます。
可哀想過ぎる環境ですね…
それと、抗生物質まみれ殺虫剤まみれの鶏が産んだ卵、安全…
な訳がないですよね。
海外ではこの様な飼育の仕方を禁止、規制している国もあるそうです。
上記の事実を知った時、正直、ぞっとしました。
平飼いの鶏は飼育に面積が必要だったり、人件費やコストが掛かりますが、鶏が自由に幸せに育っている卵は、価格はお高くはありますが、安心です。
安いものには飛び付いてしまいがちだけれど、安いには安いなりの理由があるし、高いものには高いなりの理由があることを忘れずに食品を選びたいと思います。